フトリュウビゴケ Loeskeobryum cavifolium (Sande Lac.) M. Fleisch. ex Broth.
イワダレゴケ科 Hylocomiaceae


1999年晩秋、岡山県蒜山高原
群落:斜め上方に伸びた茎がからみあって、やや厚いマットを作る。
1本の茎:茎の両側に、枝が不規則羽状にでる。
1枚の茎葉:葉はくぼんでボート状。中肋は二股にわかれ、基部から葉の1/3ほどまで伸びる。葉の先端は、急に尖って伸びる。基部両側は、耳状で、茎を抱くようになる。
茎の横断面と茎表面から伸びでる毛葉:茎の表皮細胞は小型で厚膜。中心束は分化するが、この写真では、よくわからない。毛葉はツノ状で枝分れする。